先日「グローバルリーダー育成2.0宣言」と題して、これからの時代に求められるグローバルリーダーの育成を宣言しました。 今回の宣言に関連して、グローバルインパクト代表 船川淳志にインタビューを行いました。宣言だけでは話しきれなかった、想いを追加で5回に渡ってお伝えします。今回は第4回です。

グローバルリーダ-育成宣言2.0「理系・文系バカの壁を乗り越えろ」

日本教育のメンバルバリアーをぶち破る

―「グローバルリーダー2.0の育成をこれから全力で取り組む」とのことですが、これから具体的にどんな活動をしていきますか?

グローバル人材育成に限らず、日本の教育のメンタルバリアーをぶち破らなければ身につかないことを教えてきました。
 具体的には、KnowingだけではなくThinkingの重視であり、一問一答ではなく、一問十答、百答から始める。そして理系・文系というバカの壁を乗り越えることを伝えてきました。

15年伝え続けたメッセージ。まだ伝え切れていない

 NHK教育テレビの番組講師をやったのが2003年からですし、大前研一さんのBBTのところで講師を始めたのが2007年あたりだったでしょうか。その時、30歳の方は45歳ですし、40歳の方は55歳になっているわけです
 ずっと伝えてきたメッセージはそれほど変わらないかもしれませんが、まだまだ伝えきれてない内容も、新たな内容もありますし、私が本やテレビなどの媒体でもまだ遭遇していない圧倒的な多数の方がいらっしゃるわけです。

一人でも多くの人に伝え続けたい

 従って、それこそデジタル社会のメリットを活かして、とにかく一人でも多くの方に、伝え続けていきたいとおもいます。
 「論理哲学論考を読む」を書かれた野矢茂樹さんは、「語りきれぬものは、語り続けなければならない」と書かれていました。私は、「伝えきれぬものは、伝え続けていくぜよ!」という心境ですね。

(グローバルインパクト代表取締役・マネージングパートナー 船川淳志)

インタビュー:グローバルインパクト テクニカルパートナー&コンサルタント 海老原一司